自宅で映画を鑑賞をする“おうち映画”のご参考に!
映画.com編集部が選んだ「おすすめの面白い映画ランキングTOP30」をご紹介します。
ここでリストアップしたのは、洋画・邦画・ジャンルを問わず映画ファンから圧倒的な支持を集める“名作”ばかり。映画初心者の方が観れば“映画を観る楽しさ”がダイレクトにわかる。そして映画ファンの方も「改めて観よう」と思えるような、そんな王道中の王道の作品を選んでみました。
※この記事では、映画.comが総力を挙げて1200本の名作・傑作をリスト化した「映画.com ALLTIME BEST」のなかからチョイス。1200本をCheck-in(ユーザーのお気に入り機能)数順にソートし、ランキング化しています。なおCheck-in数や星取りは2021年12月1日時点。集計の都合上、2010年代の作品が多くなっています。
- 1 ●20位:「インターステラー」(2014年) Check-in:2万3855人 ☆4.1
- 2 ●19位:「この世界の片隅に」(2016年) Check-in:2万3877人 ☆4.3
- 3 ●18位:「オデッセイ」(2015年) Check-in:2万3937人 ☆3.8
- 4 ●17位:「キングスマン」(2014年) Check-in:2万4369人 ☆4.0
- 5 ●16位:「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年) Check-in:2万4405人 ☆3.6
- 6 ●15位:「ジュラシック・ワールド」(2015年) Check-in:2万5747人 ☆3.8
- 7 ●14位:「シン・ゴジラ」(2016年) Check-in:2万6794人 ☆3.8
- 8 ●13位:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年) Check-in:2万7247人 ☆3.6
- 9 ●12位:「TENET テネット」(2020年) Check-in:2万8049人 ☆3.7
- 10 ●11位:「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016年) Check-in:2万8391人 ☆3.7
●20位:「インターステラー」(2014年) Check-in:2万3855人 ☆4.1
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるオリジナル作品。CGを極力使用していないにも関わらず、宇宙空間が非常にリアルに描かれていることが大きな話題となった。
世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描く。
主演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。共演にアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ノーラン作品常連のマイケル・ケインほか。
●19位:「この世界の片隅に」(2016年) Check-in:2万3877人 ☆4.3
第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックを、「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督がアニメ映画化。
第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロインと、彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描く。
公開規模は大きくなかったが、口コミやSNSで評判が広まり、15週連続で興行ランキングでトップ10入りするなど超ロングランを記録した。第90回キネマ旬報トップテンで「となりのトトロ」以来となるアニメーション作品での1位を獲得するなど高く評価され、第40回日本アカデミー賞でも最優秀アニメーション作品賞を受賞。国外でもフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門で審査員賞を受賞した。
●18位:「オデッセイ」(2015年) Check-in:2万3937人 ☆3.8
火星にひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバルを緻密な科学描写とともに描いた、アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を映画化。
極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への希望をもって生き続ける主人公マーク・ワトニーをマット・デイモンが演じ、「エイリアン」「ブレードランナー」などSF映画の傑作を残してきた巨匠リドリー・スコットがメガホンをとった。
第88回アカデミー賞では7部門にノミネート。第73回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞と最優秀主演男優賞(ともにコメディ/ミュージカル部門)を受賞し、物語と演技が高く評価された。
●17位:「キングスマン」(2014年) Check-in:2万4369人 ☆4.0
「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファース主演、「キック・アス」のマシュー・ボーン監督&マーク・ミラー原作によるスパイアクション。
表向きは高級スーツ店だが実は世界最強のスパイ組織「キングスマン」で活躍する主人公ハリー・ハートをファースが演じ、ハリーに教えをこう若きスパイのエグジーに、新星タロン・エガートンが扮する。
スタイリッシュなアクションとファッションに、軽快かつ斬新なユーモア、そこに加わるショッキングな描写が大きな見どころ。
●16位:「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年) Check-in:2万4405人 ☆3.6
「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけたファンタジーラブストーリー。
政府の極秘研究所で清掃員として働く女性イライザと、研究所内の不思議な生き物との恋愛を描き出す。第74回ベネチア国際映画祭では金獅子賞に輝き、異例とも言えるほど高い評価を獲得。第90回アカデミー賞では全13部門にノミネートされ、作品賞ほか4部門を受賞するなど圧倒的な強さを見せつけた。
●15位:「ジュラシック・ワールド」(2015年) Check-in:2万5747人 ☆3.8
スティーブン・スピルバーグ監督によるメガヒット作「ジュラシック・パーク」のシリーズ4作目。約14年ぶりの新作で、スピルバーグは製作総指揮を担当した。
恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を舞台に、凶暴で高い知性をもった新種の恐竜インドミナス・レックスが大暴れする。主演は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラット、「ターミネーター4」「スパイダーマン3」のブライス・ダラス・ハワードほか。アカデミー賞などとは無縁だったが、極めて娯楽性が高く、映画の醍醐味が味わえる作品といえる。
●14位:「シン・ゴジラ」(2016年) Check-in:2万6794人 ☆3.8
「ゴジラ FINAL WARS」(2004)以来12年ぶりに東宝が製作したオリジナルの「ゴジラ」映画。総監督・脚本は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の庵野秀明が務め、ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」に登場したゴジラを上回る、体長118.5メートルという史上最大のゴジラをフルCGでスクリーンに描き出した。
異常に早いセリフ回し、狂気的な作り込みの緻密さ、総勢328人のキャスト、なによりも物語のクオリティが大きは反響を呼び、リピーターが続出するなど社会現象とも呼べる大ヒットを記録。興行収入は81.5億円に上り、第40回日本アカデミー賞では作品賞、監督賞ほか7部門で最優秀賞を受賞した。
●13位:「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年) Check-in:2万7247人 ☆3.6
クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた。
第92回アカデミー賞では作品賞や監督賞、脚本賞、ディカプリオの主演男優賞、ピットの助演男優賞など計10部門でノミネートされ、助演男優賞と美術賞を受賞。第77回ゴールデングローブ賞でも3部門を受賞した。
●12位:「TENET テネット」(2020年) Check-in:2万8049人 ☆3.7
「ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」など数々の話題作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン監督によるオリジナル脚本のアクションサスペンス超大作。
「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。
新型コロナウイルスが猛威を振るい、世界中の映画館が収益激減という未曾有の危機にあえぐ真っ最中に劇場公開され、“映画界の希望の星”とされた歴史的一作。物語があまりにも難解かつ、信じられないスピード感で進むため、1度ではまったく理解できない観客が続出。結果、リピーターを生むことになり、日本では興行収入は27億円超の社会現象的ヒットを記録した。
●11位:「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016年) Check-in:2万8391人 ☆3.7
世界的人気を誇る大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズ完結から5年を経て、新たに送りだされたシリーズの第1作。
原作者J・K・ローリングが自ら脚本を手がけ、実際に発売もされたホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーが繰り広げる大冒険を描く。
主人公ニュートを「博士と彼女のセオリー」のオスカー俳優エディ・レッドメインが演じ、第89回アカデミー賞では衣装デザイン賞を獲得。日本では73.4億円という特大ヒットを記録し、改めて「ハリポタ」人気を見せつけた。